Job.
結論から言うとやれました。
もちろん最初は雑用みたいなことから。
そういう雑用をこなすうち、段々とチャンスが巡ってきます。
同期くらいのライバル、といってもほとんどが二十代、三十代の若者ですが、そのチャンスを彼らと切磋琢磨し合うわけです。
今日はだれが剪定させてもらえるのか、木に登らせてもらえるのか。あいつはもう八ツ掛けできるらしい、四つ目垣を覚えたらしい。
そういうヒリヒリした空気みたいなものが、私にはたまりませんでした。
ハナからなめられてるのは十分承知ですから、そんな彼らの想像を越えていくことも。
たとえば、怯むくらいの高い木の先端から、下の彼らに「なに? びびってんの?」とからかってみる。当然「びびってねえよ!」と応戦してくる。
そういう子供のケンカみたいなことが、超たのしい。
でもやはり仕事は厳しい。
スクールやワークショップではなく、あくまでジョブ。下積みとはいえお金をもらうわけですから当然ですね。
ただアシスタント時代にくらべたら余裕ですよ。
なにせ、朝から晩(朝)まで働かされることも(ノーギャラで)、失敗してぶん殴られることも、合コンのセッティングすることも、裸で芸を踊らされることもありません。(つまり奴隷)
それが、ゆとり世代とオッサンのスキルの違いです。(つまりオッサンは職人向き)
それでは、また明日。