HARVESTA.
庭師仕事する時の服装は悩みでもありました。
ファッション業界とは縁を切ったものの、やはりそこは「悲しい性」みたいなもので。
心のふるさと、雑誌ポパイさんのブログ記事でたまたま見つけたのですが、オールドスクールな庭師スタイルとはこんな感じ。
まあ私も、庭造りや手入れする時は似たような和風スタイルで、グリーンディスプレイや先日の撮影みたいな場合は洋モノガーデニングスタイルで、一応TPOで着分けていたのですが、いずれにせよしっくりこない。
いちばんの問題はパンツ。
正直、カッコよさだけを求めるとアメリカンワークパンツですが、庭師が好んで履くのは何故か乗馬ズボン(ジョッキーパンツ)。
仕事してみてよくわかったのですが、ゆとりある腿から腰周りは剪定で木に跨る時に動きやすく涼しいし、膝下がタイトなのは足元が絡まない。
つまり理にかなったカタチであって、脈々と受け継がれてきた歴史にはちゃんと訳があるのです。
以前、全国から庭師が集う庭園のイベントに顔を出した時のこと。
京都からやってきた庭師チームの履いていた乗馬ズボンがあまりにカッコよく(シルエットが完璧)、思わず何処のか聞いてしまいました。
すると答えはオーダーメイド。やはり数万円かけてこだわったアイテムでした。粋ですよね。
で、
私もなにか自身のスタイルに合ったものが欲しいなあ、などと思っていたところ、スタイリスト岡部文彦くんの園芸ブランド、HARVESTAのデニムニッカパンツに一目惚れ。ジャンルレスでいいなと。
さっそく届きました。
感想ですが、、
最高です。あと10本くらい欲しいです。
普通に作業着屋に置いたらコレだけでビジネスになるんじゃないでしょうか。
とにかく岡部くん風に言えば、ありがたき幸せに候。
ということで、ありがとうこざいます。
ちなみに「だったら自分で作っちゃえば?」などというSNS上の意見もありましたが、
ファッションから一度身を引いた以上「庭師が作るワークウェアブランド」みたいなことは、
そんなダサいことだけは、
一切やるつもりはございません!笑
それではまた。
PS.岡部くん、字、汚いね。笑